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フランスで200万部のベストセラー『未来のアラブ人』、日本でも刊行

 世界各国で話題になっている『未来のアラブ人』が花伝社から発売されている。フランスで200万部のベストセラーになり、23か国で刊行中だ。

 シリア人で大学教授の父とフランス人の母の間に生まれた作家の自伝コミック。著者のリアド・サトゥフはコミック作家、映画監督。1978年パリ生まれ。幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。2010年『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル)』第3巻で、「漫画におけるカンヌ」ともいわれるアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、15年にも本作で2度目の受賞。本体1800円+税。

 訳者の鵜野孝紀さんは1967年、東京生まれ。95年から2013年までパリの日本漫画出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。

 本欄では花伝社のグラフィックノベル『亀裂――欧州国境と難民』も紹介ずみだ。

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『未来のアラブ人』(花伝社)
 

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