97歳になった瀬戸内寂聴さんの健筆ぶりが際立っている。朝日新聞連載の「寂聴 残された日々」では2019年6月13日、早々と、亡くなったばかりの田辺聖子さんの思い出を書いている。先に亡くなった河野多恵子さん、山崎豊子さんと合わせて、大阪が生んだ「偉大な才能」「日本の女流作家の中では格別、力量のある人たち」と懐かしみ、自分だけが「まだ、のこのこ生きているのが恥ずかしい気がする」とつぶやいている。
この連載では最近も美智子さまや萩原健一さんについて内容の濃い話を書いており、毎回、注目度が高い。原則として毎月第2木曜日に掲載されている。
7月には寂聴さんの代表作『かの子撩乱』の新装版が講談社文庫で刊行される。BOOKウォッチでは佐藤愛子さんと対談した文芸誌「群像」の2018年1月号を紹介済みだ。
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