約1400キロ。若き空海が修行した足跡をたどる四国遍路をする人が後を絶たない。
お遍路は人生にも似ているといわれている。自身と向き合いながら、踏みしめる一歩一歩に気づき(=悟り)がある。大きな悩みを抱えていた人が、お遍路を歩き終わってみるといつの間にか問題が解消している、ということも珍しくない。そんな悟りの旅路を追体験できるのが、本書である。
空海はその活動も思想も、大きなスケールの人だった。非凡な才能から、超人的な人格者として慕われ、信仰を集めるようになった。そして、その言葉一つ、一つに今の世の中にも通じる事実がある。
「一粒の米にも、万人の力が加わっている。一滴の水の中にも天地の恵みがこもっている」。そんな空海の世界観をを凝縮した88年の言葉ををめぐりながら、あなたにも人生を変えるような気づきに出合えるかもしれない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?