小説家として数々の日本の社会問題と対峙(たいじ)してきた曽野綾子と、新日で知られる米国人弁護士ケント・ギルバートによる対談本。対談とはいえ、本書は構成も練られており、読み応えがある。
現代日本の課題といえる、「日本の戦争責任」「隣国との付き合い方」「天皇制」「憲法第九条」「沖縄問題」などについて、日本の歴史と国際情勢に精通した2人が論点を整理し、令和の日本人の進むべき道、とるべき行動について提言していく。
出版社には、40~70代までの幅広い読者から、「難しいと思っていた政治や歴史の問題が、すっきりと理解できた」「勉強になった」「若い世代にも読んで欲しい」といった意見が数多く寄せられているという。
ケントは年収の1割を寄付し、ボランティア活動に精を出す。対談中も曽野を笑わせるなど人柄の良さが感じられて、好感がもてる。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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