老後とは「人生の放課後」。これまで自分を抑えて生きてきた人たちも、(はた迷惑にならない程度に)解放してもいいんじゃないか。そして、子供の頃から好きだったことをもう一度...。
著者は「サンデー毎日」の連載30年以上、「週刊文春」の映画評も29年目となる人気コラムニストであり、映画評論家。1946年生まれの団塊世代だが、一人暮らしを生き生きと愉(たの)しんでいる。雑誌「サライ」のクロスワードパズルに取り組み(難易度高し)、友人と週1回のメール句会を開催。地球儀を買ってニュースの舞台を確かめ、高校の歴史教科書で勉強し直す。犬好きだが、年齢を顧みて「死なない」アイボを飼い始めたという。そんなトシヨリ生活の断片を活写したコラム集だ。
いわゆる「老後本」は数あれど、これほど潔く読後感の爽やかな本は珍しい。老いを嘆くのではなく「できるだけ面白く楽しく」生きていきたくなる。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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