幕末の京都で幕府と薩長との間に入って奔走する土佐藩の脱藩藩士・坂本龍馬。その人柄に魅せられ警護役を買っていた凄腕の剣士の十津川郷士・中井庄五郎。中井の数奇なわずか21年間の生涯に興味を持ち、京都や奈良を旅していたアマチュア歴史研究家のサラリーマンが殺された。その背後には研究仲間との確執が...。
捜査に乗り出した十津川警部は、事件の鍵は歴史にあるとみて、京都、そして奈良・十津川村へ。京都の霊山護国神社では坂本龍馬と共に暗殺された盟友中岡慎太郎の2人の墓により添うように、小さな中井庄五郎の碑が立っているのを確認した。十津川村には、坂本龍馬から中井庄五郎に贈られた日本刀が残されていた。だが、何者かによって盗まれてしまう。
果たして、幕末の謎の剣士と殺人事件との関係は?十津川警部の推理がさえ渡る歴史ミステリー。異色の十津川警部シリーズだ。
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