週刊文藝連載エッセーのことし1月までのほぼ1年分をまとめた。忙しい日々にまぎれて忘れてしまっている1年をこの本で思い返すことができるから面白い。
大河ドラマ『西郷どん』があった1年だから、大みそかの紅白歌合戦の審査員を務めた。実は34年前にも「話題の人」枠で紅白審査員を務めたそうで、そのとき三船敏郎氏、田淵幸一氏らと一緒だったという。
連載の場が週刊文春ということもあり、文春砲ネタも多い。巻頭、藤吉久美子の不倫騒動。その後の泣きじゃくり会見と「カミさんだから信じる」という夫・太川陽介の言葉にシビれたという。小室哲哉の場合は引退会見で延々と引退理由を話すのが印象的だと。
近年ご主人の話が時折登場するようになった。著者はトランプ大統領が嫌いだが、ご主人は評価する。愛読する新聞も夫婦の間では右と左に真っ二つのようだ。そんな日常が垣間見えるところがなにより魅力だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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