マンガの神様として不朽の名作を数多く生み出してきた手塚治虫が、今年の11月で生誕90周年を迎える。「頼むから仕事をさせてくれ」が最期の言葉であったという手塚は、後に続くマンガ家たちにとっては大きな目標であると同時に、大きな壁でもあった。
今回、手塚生誕90周年を記念して、手塚プロダクションの全面監修で刊行が始まった本シリーズは、現在活躍中の日本や欧米の人気マンガ家たちが果敢に手塚作品と向き合う、挑戦的な企画だ。『どろろ』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』などが、それぞれのマンガ家たちの新解釈によって斬新に再構成されており、読み応えは十分である。
書名の『テヅコミ』とは「手塚コミック&コミュニケーション」の意味で、本単体の「通常版」の他、記念メダルが付いた「限定版」も同時発売されている。月刊ペースで18号まで予定されており、これからが楽しみだ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?