9月30日の沖縄県知事選挙は、米軍普天間基地の辺野古への移転に反対する「オール沖縄」が支持する玉城デニー候補が勝利し、政権と沖縄の対立は不可避な情勢だ。
しかし、沖縄の基地問題を「日本の領土を守る」という視点から議論している国民は、一体どれほどいるのだろうか。
世界的に海洋国家として知られている日本。中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題、ロシアとの北方領土問題の存在は誰もが知るところだが、実際には中国は沖縄本島を、韓国は対馬を、ロシアは北海道を虎視眈々と狙っている。そればかりではない。五島列島や佐渡島も危ないと著者は言う。そして、日本は彼らのなすがままに翻弄されている。
数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、冷静な視点から、沖縄と本土の間に横たわる歴史に関する認識の違いと、日本の「辺境」の問題に関する議論の間違いをただす。
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