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「オウム真理教事件とは何だったのか?」一橋文哉著

  • 書名 オウム真理教事件とは何だったのか?
  • 監修・編集・著者名一橋文哉
  • 出版社名PHP新書
  • 出版年月日2018年8月 2日
  • 定価920円+税
  • 判型・ページ数360ページ
  • ISBN9784569838175

平成最大の国内テロ事件といわれた「地下鉄サリン事件」など、オウム真理教関連事件の真相を総括するノンフィクション。

オウム真理教元代表・麻原彰晃(本名・松本智津夫)の死刑執行後の出版を前提に、重い口を開いた元信者や捜査関係者、刑務官らの「今だから話せる」貴重な証言がもとになっている。

麻原の刑務所での日常生活および死刑当日の描写から始まり、麻原逮捕時に第6サティアンで発見された麻原の恥ずかしい姿や、一連の裁判でのあまりに自己中心的な発言など、これまでほとんど語られてこなかった麻原のありのままの姿が、随所に描かれていて、決して読み手を飽きさせない。

こんな卑小な男がなぜあれほどの巨大教団をつくり、大事件を引き起こしたのか。背後にロシア、北朝鮮、日本の闇社会が見え隠れしており、行方知れずとなったままの数百億円ものオウム資金が食い物にされたというが...。

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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