戦後最多の7000万人以上の人々が難民・避難民になっている今年は国連総会にて「難民に関するグローバル・コンタクト」が採択される。日本は2010年にアジア諸国として初めて第三国定住(祖国から逃れて、難民キャンプや第一次庇護【ひご】滞在国にいる難民の受け入れに合意した第三国が受け入れる制度)の受け入れを開始。本書は国連UNHCR協会理事長の滝澤三郎氏を編著者に、報道機関編集委員、政府関係者、難民支援団体、法律家、難民当事者など、30人に上る執筆者が、複雑な難民問題について多角的な視点で解説している。
出身国の料理店を開業するなどの難民の起業、ユニクロで働く外国人店員、難民として異国に移ったものの無免許になってしまう歯科医の開業の苦悩。難民=貧民ではなく普通の市民が難民になるという悲劇。まじめな国民性のミャンマー人は労働市場でも人気...外国人労働者が増加の今必読の書だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?