私たちの日常生活を根底から変えたのが、政治家や国際的な事件ではなく、役員室やゴルフコースやバーで秘密裏に交わされた企業による密約(取引)だったら?
イギリスを代表するジャーナリストが、これら世界のタブーに「忖度(そんたく)なし」で挑んだ。たとえば「現金の消滅」は、1998年にスタンフォード大でのちのペイパル創業者たちが出会い、始まった。「フェイクニュースの氾濫」は、1981年にサッチャー首相がルパート・マードックに、有力メディアの買い取りを認めたときにさかのぼる。「ダイエット基準」のBMIが27から25に引き下げられたのは、肥満人口を一挙に増やして関連業界をもうけさせるため。ほかにも「熾烈(しれつ)な格差」「働き方改革が成功しない理由」「AIに酷使される未来」など計14のテーマを徹底追及した。
本書は英BBCが番組化、あまりに戦慄の内容が大反響を呼んだという。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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