世界史を題材にした数々のベストセラーをものにしてきた教養の達人が、はじめて日本史についての本を刊行した。「週刊文春」連載時から話題沸騰だったが、単行本化にあたり大幅に加筆修正した。
本書の魅力は何と言っても著者ならではの視点の取り方にある。日本という限定した領域ではなく、朝鮮半島や中国大陸、世界との関係から読み解いていくと、耳慣れた日本史が新しい顔を見せ始め、ダイナミックな歴史の地平が眼前に広がる。
宇宙のビックバン、生命の歴史をひもとくところから始まって、縄文・弥生、邪馬台国、倭国統一と天皇家、仏教伝来、聖徳太子の謎、白村江の戦い、壬申の乱、古事記と日本書紀、女帝のプレーン、大仏建立、道鏡の真実、平安京、摂政・関白の誕生、平将門の乱、最澄VS空海、藤原氏の興亡、後宮の情報戦――などなど、平安時代までの日本史を、「世界史の枠組み」で読み解いていく。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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