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『巨人軍「闇」の深層』西崎伸彦著

  今年3月、巨人軍の高木京介投手が野球賭博に関与していたとして、渡辺恒雄最高顧問を含む巨人軍トップ3人が電撃辞任した。野球賭博にどっぷりハマっていた3人の現役巨人軍投手が解雇され、うみは出し切ったとされていた矢先の出来事だった。
 ここ数年、巨人軍は数々のスキャンダルに見舞われてきた。原辰徳監督1億円恐喝事件、阿部慎之助捕手、内海哲也投手の女性スキャンダル。そして清原和博元選手が覚醒剤で逮捕。「常に紳士たれ」をモットーにしてきた名門球団に、いったい何が起きているのか?
 スキャンダルの背景を探ると、野球選手のカネと名声を目当てに巧みに近づいてくる反社会的勢力の存在と、「コンプライアンス」を旗印に読売新聞グループをまとめてきた経営陣の誤算が見えてくる。文春ならではの最新のスクープも満載。巨人ファンもアンチ巨人も必読の1冊だ。 
※著者の「崎」の表記は正しくは立に可 

書名:巨人軍「闇」の深層著者:西崎伸彦発行:文芸新書定価:780円+税

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