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「日本一サービスにうるさい街で、古すぎるキャバレーがなぜ愛され続けるのか」山崎征一郎著

  「白いばら」は銀座にただ1軒だけ残るキャバレー。創業80年以上の歴史を持つ老舗で、今でも200人以上のホステスが在籍し、連日多くの客でにぎわっている。
 キャバレーの黄金期は1960~70年代。最盛期には全国に200軒以上があったが、高度経済成長が終わりを告げ、カラオケやディスコ、キャバクラといった新しい遊び場が台頭すると、多くは閉店に追い込まれ、現在では都内でもわずか数店を残すのみとなっている。銀座に十数店舗あったキャバレーのうち、生き残っているのは「白いばら」ただ1軒だけ。
 そんな消えゆく存在のキャバレーが、なぜ銀座の一等地で、昭和のたたずまいを残しながら、今も多くの客を集め続けるのか。その秘密が「白いばら」に50年間勤務し、名店長といわれた著者の手腕にあった。長い歴史から数々のエピソードを織り交ぜつつ、「白いばら」が愛され続ける理由に迫る。

書名:日本一サービスがうるさい街で、古すぎるキャバレーがなぜ愛され続けるのか
著者:山崎征一郎
発行:ダイヤモンド社
定価:1400円+税

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