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「やってはいけない相続対策」 大村大次郎著

  2015年1月から変わる相続税は、基礎控除が4割も下げられ、最高税率は55%に引き上げられる。相続人が妻と2人の子供だった場合、これまでなら8000万円までは無税だったが、来年からは4800万円を超えた場合、相続税の対象となってしまう。
 この改正により、相続税への関心は高まったが、誤った情報で節税どころか、大損してしまう人が後を絶たない。
 最近、「高層タワーマンション節税」や「アパート経営」を推奨する記事や広告があふれるが、これらの本質を理解しないでうっかり手を出すと、とんでもないことになると著者は警告する。
 本書は元国税調査官の立場から見た、正しい節税のあり方を紹介した上で、ちまたにあふれる節税対策の危ういポイントを詳しく指摘。元国税調査官ならではの目からウロコの節税術も披露する。これを読めば税務署は怖くない。

書名:やってはいけない相続対策
著者:大村大次郎
発行:小学館新書
定価:720円+税

夕刊フジ

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