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「なぜ風が吹くと電車は止まるのか　鉄道と自然災害」梅原淳著

梅原淳著
災害
自然
鉄道
電車
夕刊フジの書評から
2012/10/ 3
　豪雨・強風・地震など、自然現象はときに鉄道の遅延や運転停止をひきおこす。
　電車で通勤していれば、「どうしてこのくらいの風で止まるんだ！」「どうして再開までにこんなに時間かかってるの?!」と、ついイライラしてしまうことも･･･。
　そんな「鉄道会社はどのようにして運休を決めているの？」という我々の疑問に対し、鉄道ジャーナリストの著者が詳しく解説しているのが本書。
　「このくらいの風で･･･」と思っていても実はその基準は、過去の痛ましい事故を分析し作られたものであったりするという。
　また、「地下鉄に乗っているとき大地震がきたら？」「車内で火災が起きたらどうしたらいい？」など、いざというとき役立つ豆知識も。

書名：なぜ風が吹くと電車は止まるのか　鉄道と自然災害
著者：梅原淳
出版社：PHP新書
定価：819円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代～60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」（http://www.zakzak.co.jp/）で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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