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実写からアニメがつくられ、ノベライズもヒット

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

 マンガやアニメが原作になって、実写の映画がつくられるというのは時々聞くが、逆のケースはまだ数が少ないのではないか。実写作品がアニメになる――。本書は、そのアニメ版用に作られたストーリーをもとに小説として文庫化したものだ。
 最初の「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? 」は、1993年にフジテレビで放送された岩井俊二脚本のテレビドラマ作品。その後、95年には映画にもなった。
 そして2017年8月、実に24年を経て今度は同じタイトルでアニメ映画として登場した。後半のストーリーが新たに付け加えられ、小学生だった主人公が中学生になったり、「もしも」の世界が一回だけだったのが数回になったり。アニメ用のアレンジで原作から大きく変わったところが多々あるという。本書はその脚本を担当した大根仁さんによる書き下ろしノベライズだ。
 原作の脚本→テレビドラマ→映画→アニメ用の脚本→アニメ→ノベライズ。「あとがき」を読むと、そうした複雑な経緯をたどっているようだ。
 大根さんからのメッセージは、「ドラマ・アニメ・小説、ぜひこの3点セットで『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を楽しんでください」。
 アニメ作品は 広瀬すず、菅田将暉ら人気タレントが声の出演をするなど話題になっている。本書の売れ行きも好調のようだ。
 彼女を助けられずに、ただ膝立ちして傍観するだけしかできなかった僕。そこから展開されるもしもの世界が、ノベライズでもまるで映像のように表現されている。

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