日本人初のWBA世界ミドル級チャンピオンだった著者とがんとの格闘の記録だ。かかりつけ医に膀胱炎、前立腺炎、前立腺肥大と誤診され、別の医師の診断も受けたが、検査結果を放置されていた。血尿が出てさらに別の病院に行き、「膀胱がんで余命1年」の診断。そこから竹原さんの闘いが始まった。
セカンドオピニオン、サードオピニオン、さらに東大病院でのフォースオピニオン。 同じ目線の高さで話してくれたという東大病院で手術を受け、転移の可能性が高い術後2年の山を乗り越えた。
「効きそうと思う療法はとにかく試すポジティブな患者でした」と、振り返る。そして今は「どう充実して生きるかを考えるようになった。大事にしているのは『食事』『運動』『笑う』です」と言う。
引退後、テレビのバラエティー番組に出演し、笑いを誘う竹原さんに、こうした病との格闘があったと知り、驚くとともに、そのバイタリティーに感動した。
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