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音楽の神様の実像

書評掲載元:月刊サライ(2017年7月号)書評

ヘルベルト・フォン・カラヤン 僕は奇跡なんかじゃなかった

 帝王と言われた20世紀最大の指揮者カラヤン。長年の友人で音楽評論家の著者がていねいにその生涯を叙述した。著者が最後に見たカラヤンは、自宅地下のフィルム編集室で自身の演奏の映画化に取り組む姿だったという。

 「あと10年遅く生まれていたら」と、音楽をめぐる技術革新に期待していたというカラヤン。携帯プレーヤー、ネットによる配信など、技術の進歩は、とどまることを知らないが、いま彼が生きていたら、どんな演奏をするのか、そんなことを考えてしまう。

  • 書名 ヘルベルト・フォン・カラヤン 僕は奇跡なんかじゃなかった
  • 監修・編集・著者名カール・レーブル著 関根裕子訳
  • 出版社名音楽之友社
  • 出版年月日2017年3月28日
  • 定価本体1,850円+税
  • 判型・ページ数四六判・184ページ
  • ISBN9784276203792

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