いわゆる小説の書き方を説いた本、なかんずくベストセラー指南書はあまたあった。しかし本書はAIを活用して、ベストセラーとそうでなかった小説をコンピューターに読み込ませ分析した結果、ベストセラーを8割の確率で判定できるアルゴリズムを完成させた点で画期的である。
評者の古市憲寿氏(社会学者)は「小説家予備軍の人はぜひ読んでみて欲しい」と勧める。これを読んでベストセラーが書ける訳ではないが、なんらかのヒントは得られるのではないか。AIが小説を書く日も近いのでは、そんなことを考えさせられた。
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