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mayは死語!?日本人が知らない英語のリアル

 学校で習った英語が、実は、ネイティブからみると間違っていた…なんて笑えませんよね。しかも、世の中に多く出回っている、中学英語のやり直しの本にも間違った英語が混在していると知ったら…?
日本人が「当然正しい英語」だとして記憶している英語の中には、実は、こういったものたくさんあります。では、いくつかご紹介しましょう。
■mayは死語!「~かもしれない」と習ったmay。実は、もうネイティブはほとんど使いません。代わりにmightを使っています。例えば、「ひょっとして雨が降るかも」と言いたい時、It may rain.だと「雨が降るやもしれぬ」と古くさく伝わってしまいます。時代遅れになりたくないなら、It might rain.と言いましょう。
■失礼すぎる質問、Can you~?「日本語話せますか?」と外国人に訊くとき、Can you speak Japanese?と言っていませんか?実はこれ、「あなたは日本語話せるだけの能力はあるんですか?」と訊いてしまっている超失礼な英語なんです。Can you~?は相手の能力にまで言及してしまうので、使わない方が無難。こういった場合は、Do you speak Japanese?と言いましょう。
■絶交を招く断り方、No let’s not.Let’s have lunch.と言われて、どうしても都合がつかないので丁寧に断ろうと、学校で習った通りにNo, let’s not.なんて言っていませんか?実はこの表現、丁寧どころか、「いいえ、そんなことはしませんよ~」と相手をちょっとバカにした返事に聞こえてしまうのです。申し訳なさを伝えるお断りの表現は、I’m afraid I can’t.がオススメです。
デイビッド・セイン氏の著書『もしもネイティブが中学英語を教えたら』(アスコム刊)には、こういった日本人的にはびっくりしてしまう英語ネタが満載。読めば、ネイティブが本当に使っている正しい英語と日本人が「正しいと信じてきた」英語のギャップに驚くことでしょう。また、いわゆる「中学英語」とされる英語の基本が1冊にまとまっているので、学生にも、大人のやり直し英語にもおすすめです!

書名:もしもネイティブが中学英語を教えたら著者:デイビッド・セイン発売日:2014年8月23日定価:1000円(税別)

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