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夢に操られた人々がつくり出す華麗なファンタジー

『夏の夜のゆめ』は貴族の結婚を祝う
余興のために書かれた戯曲と言われています。
舞台はギリシャのアテネ。
題名のMidsummer(ミッドサマー)とは夏至のころをさします。
夏至も近いアテネの町では、まもなく公爵の結婚式が行われようとしています。
折しも、貴族の若い男女四人が恋愛騒動を引き起こし周囲の者を悩ませています。
同じ頃、アテネの森では職人たちが婚礼祝いの余興の準備に余念がありません。
さらに深い森の中では、妖精の国王が夫婦喧嘩の真っ最中です。
貴族、職人、妖精の三つの世界は、花の絞り汁がもたらす夢に操られ互いに交錯します。
恋におちたり心変わりしたりの大狂騒の末に、
ふたたび夢の力が作用して物語は大団円を迎えます。
 『夏の夜のゆめ』は全編に陽気な気分が溢れた華麗なファンタジーです。
天才シェイクスピアの傑作を 子供のために書き直し、
世界中で絶賛された バーデット先生の労作シリーズ

書名:こどものための夏の夜のゆめ 
著者:ロイス・バーデット 
翻訳:鈴木扶佐子  
発売日:2007/6/10
定価:1800円(税込)

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