JXTG童話賞の作品は、"たくさんの人に「心のふれあい」をお届けしたい"という思いから、受賞作品を1冊の童話集「童話の花束」としてまとめ、全国の教育機関、児童福祉施設、海外の日本語学校などに寄贈している。1973年の発刊以来、650編以上の作品が収められた。
今回の募集作品は、「心のふれあい」をテーマとした創作童話だ。応募もアマチュアに限り、作品は未発表の完全オリジナルに限る。一般の部/中学生の部/小学生以下の部の3部門があり、一般の部の最優秀賞(1編)には、賞状、賞金100万円、記念品が贈られる。
応募方法は、郵送またはインターネットの2通り。詳細は、「童話の花束」ウェブサイトから。
締切は2018年5月31日(郵送は当日消印有効)。発表は、2018年10月中旬予定で、最優秀賞・優秀賞・佳作および奨励賞の受賞者には、郵便による通知とホームページ上での発表がある。
選考は、西本鶏介氏(児童文学者)、立原えりか氏(童話作家)、角野栄子氏(童話作家)、 中井貴惠氏(女優・エッセイスト)、宮西達也氏(絵本作家)、薫くみこ氏(児童文学作家)、JXTG童話賞選考委員会が務める。
西本鶏介氏は、募集開始によせて
「JXTG童話賞の基本的なテーマはあたたかな心のふれあいです。それさえ守っていただければどんな題材でもかまいません。大切なことは何を書くかではなく、いかに面白く書くかです。いちばんつまらないのは、だれでも思いつくような発想や描き方をした類型的な作品です。童話だからといって動物をやたらと擬人化したり、ファンタスティックなお話にする必要はありません。現実を舞台にした人間のお話だって、いくらでもすぐれた作品が書けるはずです。素朴であっても、いきいきと泣き笑いのできる作品、空想のできごとが本当のできごとのように思える作品、みずみずしい感性のイメージ豊かな作品、個性的でありながら誰もが共感できる童話、そんな童話を待っています。人を感動させるためには、みずから感動できる心が必要です。なにげない風景や人間の姿にも童話になるものはいくらでもあります。時にはじっくりと眺めてください」
とコメントしている。
「童話の花束」は、チャリティー販売を通じて、系列サービスステーションを運営される特約店、系列のLPガス特約店やJXTGグループ各社の役員・従業員で購入され、その売上金は「JXTG童話基金」に組み入れられる。同基金から毎年、社会福祉法人全国社会福祉協議会(以下、全社協)に寄付を行っている。2016年度は、4980万円を寄付した。
詳細は、公式サイトから。
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