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東京郊外の街でどこが生き残るか?

東京郊外の生存競争が始まった!

 

首都圏の郊外でも「地方」と同様に人口減少が進んでいるという。前著『東京は郊外から消えていく!』の続編として書かれた本書では、豊富な人口統計やアンケートを駆使して、具体的にどこが魅力的な街として生き残るかを書いている。  「ベットタウンをやめて、昼働けて、起業もできる街に」「郊外に夜の娯楽を復活せよ」と建設的な提言も多い。  パルコが発行していたマーケティング雑誌「アクロス」の編集長として、1980年代以降、著者は郊外住宅地の調査にかかわってきた。その頃「郊外の人口が減るとは考えもしなかった」と書いている。  働き方によって、生き方、住まい方も変わる。団塊の世代の退職、若者の起業や地方移住への志向。一枚岩ではない多様な働き方によって、郊外も変わるかもしれない。そんなささやかな希望もある。

(BOOKウオッチ編集部JW)
  • 書名 東京郊外の生存競争が始まった!
  • サブタイトル静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ
  • 監修・編集・著者名三浦展 著
  • 出版社名光文社
  • 出版年月日2017年6月20日
  • 定価本体840円+税
  • 判型・ページ数新書判・258ページ
  • ISBN9784334039950

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