2023年9月6日に発売された『Discover Japan（ディスカバー・ジャパン）』2023年10月号（ディスカバー・ジャパン）は、「私を癒す15の旅。／九州」がテーマ。
自然、オーベルジュ、温泉、サウナ、アート、建築など、テーマごとに15の癒しの旅先を紹介する「私を癒す15の旅。」と、「九州観光まちづくりAWARD」受賞スポットなどを中心とした九州特集をセットで楽しむことができる。
東京都民にとっての癒しの旅先として知られる多摩エリアには、豊かな緑が広がる大自然が存在する。
今回の企画は、自らのライフスタイルにサステイナブルを取り入れ、さまざまな方面で発信している俳優・柴咲コウさんとともに、多摩エリアの最深部へと足を運び、大自然の中で育まれてきた文化、人に会うというもの。
奥多摩のクラフトビール・ブルワリー「VERTERE」、この秋、美しい紅葉が楽しめる「秋川渓谷 石舟橋」、そして木育の機会を生み出す「檜原 森のおもちゃ美術館」をめぐった後、また何度も訪れたいと話す柴咲コウさんが感じたものとは？
特集「風土を味わう、オーベルジュへ」では、大分・湯布院に注目。地産地消、「サステイナブル」の考えをベースに畑づくりからはじまり、手掛ける食材は約200種類という、圧倒的な食材へのこだわりと至福の滞在体験で美食家を虜にする、"循環型"オーベルジュ「ENOWA YUFUIN」を紹介している。
「その日の畑が決める」という料理は、風土そのものを味わう感覚に近く、美味しいを入り口に、湯布院という場所が好きになっていくような感覚を得ることができる。新時代のオーベルジュの在り方に触れられる特集だ。
特集「ホテルとめぐる九州はしご酒の旅」では、ユーチューバーの松本舞さん（YouTube「1人前食堂」主宰）が、ホテルを拠点に酒文化が根強い熊本と鹿児島を探検している。
熊本では、はしご酒を愉しむため、街めぐりに最適な「OMO5熊本 by 星野リゾート」へ。鹿児島では、「界 霧島」で焼酎を味わい尽くし、翌日は造り手に会いに国分酒造と中村酒造場の酒蔵見学へ。もっとお酒が好きになるきっかけになる内容だ。
2023年にスタートした「九州観光まちづくりAWARD」は、九州に根づき魅力あるまちづくりを行う人・団体を応援する「西九州観光まちづくりAWARD」が、舞台を佐賀・長崎の西九州エリアから九州全域に拡大し、新たに生まれ変わったもの。
最終選考に残った15組を審査すべく九州を訪れたのは、審査員の九州旅客鉄道代表取締役社長・古宮洋二さん、ホテルジャーナリスト・せきねきょうこさん、伝統技術ディレクター・立川裕大さん、菓子研究家・福田里香さん、建築家・永山祐子さん、俳優・宮﨑香蓮さん、そして『Discover Japan』統括編集長・髙橋俊宏さん。
審査員一同でめぐる現地視察は、まだまだ知らなかった新しい九州の魅力に触れる、うれしい出合いにあふれていたという。旅心をそそられる、各地の取り組みが紹介されている。
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