あなたは、「自分は運が悪い」と思っているだろうか。あの人はツイていて、自分はツイていないから......そう思っているなら、考え方次第でこれから逆転できるかもしれない。
脳科学者の中野信子さんが「運のいい人」の考え方・行動を分析した『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(サンマーク出版)が、2023年8月31日に発売された。
中野さんいわく、運は生まれつき決まっているものではなく「その人の考え方と行動パターンによって変わる」のだそうだ。「運のいい人」を調べると、共通した物事のとらえ方や行動がみえてくるのだという。たとえば本書では、「世界の中心に自分をすえる」、「『自分は運がいい』と決め込む」などが挙げられている。
また本書によると、運をよくする方法としてアスリートや経営者などがよくアドバイスする「『ツイてる』と声に出して言う」「夢や目標は紙に書いて貼っておく」「他人に感謝をする」といった行動も、それらが運を呼び込む理由を科学的に説明できるそう。「運のいい脳」とはどんなものかを知ることができる一冊だ。
【目次】
第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
第5章 運のいい人は祈る
■中野信子さんプロフィール
なかの・のぶこ/東京都生まれ。脳科学者、医学博士。東日本国際大学特任教授、森美術館理事。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。著書に『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』(日経BP)、『脳の闇』(新潮新書)、『サイコパス』(文春新書)、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)、『毒親』(ポプラ新書)、『フェイク』(小学館新書)など。
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