2023年6月28日に発売された富裕層向けハイクオリティマガジン『Richesse（リシェス）No.44夏号』（ハースト婦人画報社）は、時代を超えて愛される王道の別荘地「軽井沢」を特集。「進化する軽井沢」と題して、浅間山や離山など軽井沢の絶景を活かしたゲストサロンやテラス、さらには音楽堂やアリーナを敷地内に設けたこだわり派のファミリーを取材。音楽を楽しむ邸宅では、オーナーと親しい小室哲哉さんがその魅力を語っている。
3年にわたるパンデミックを経て、二拠点生活や移住といったライフスタイルの選択肢が増え、軽井沢人気はますます加速。落ち着いた「休暇」型の滞在だけでなく、本物志向の別荘建築を極めながら、軽井沢ならではの「ソサエティ」での社交を自由闊達に楽しむ新しい利用法が注目を集めているという。浅間山の大自然のなかでの音楽やスポーツ、ホームパーティなど、軽井沢ライフの今を知ることができる特集だ。
別の特集では、観光地として注目を集めている宮古島を取り上げている。世界的な現代芸術家の森万里子さんがアトリエ兼住居として宮古島に建造した「YUPUTIRA（ユプティラ）」や地元の工芸など、アート＆クラフトの島の魅力を堪能できる内容となっている。
「英国王が愛する風景」と題したページでは、先ごろ戴冠式を終えたチャールズ3世の庭園「ハイグローヴ」を特集。幼少期から自然に親しんでいた国王は、皇太子時代にグロスターシャー州で1000エーカーを超える土地を購入すると、その本領を発揮。有機農法を採用し、地球環境問題の解決にもつながるような英国を代表する庭「ハイグローヴ」として生まれ変わらせたという。
「スイス、若々しさの泉」では、世界の王族や映画スター、大富豪が好むスイスの高水準の医療やハイエンドな美容を特集。小国スイスは世界に類を見ない、富裕層に特化した「アンチエイジング天国」。美容を楽しむクリニック＆スパや、スイスだからこそ発展したラグジュアリーなスキンケアが紹介されている。
ファッションページも充実。今季の主流である、現代的にアレンジした新クラシックスタイルをはじめ、夏から秋への季節の変化に対応する社交服を提案している。
「SummerDreams」では、クルージングや避暑地でのヴァカンスにピッタリな旬のサマー小物を特集。リラックスした装いのアクセントに、この時期ならではの鮮やかな色や涼しげな素材を効かせた商品が揃っている。
デビュー50周年を迎えたアーティスト・夏木マリさんへのインタビューも掲載。ヨーロッパなどで活躍し続ける「美しくもカッコいい大人の女」としての生き方を語っている。
パリ・オペラ座バレエ団の最高位エトワールという快挙を果たしたバレエダンサー・オニール八菜さんの特別インタビューも掲載。この7月に任命されてから初の日本公演に出演する抱負などを聞く。
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