「今までに読んだ本で一番の衝撃」
「本の形をした芸術作品」
「何を言ってもネタバレになるから、スゴイとしか言えない」
2023年5月1日に発売され、大きな話題を呼んでいる杉井光さんの新作ミステリー小説『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮社)が重版され、発売から約1か月で累計発行部数10万部となった。
重版は、SNSやメディアで注目されたことを受けてのもの。本書は、YouTuber「TERUちゃん」による紹介動画をきっかけに、「Amazon本の売れ筋ランキング2位」に急上昇。そのヒット現象はテレビ番組「王様のブランチ」でも特集された。
本書には、紙の書籍でしか実現できない、ある仕掛けが施されている。著者の杉井さんによれば、それは「出版できたこと自体がすでにひとつの奇蹟」だと言えるようなものだという。電子書籍化が絶対に不可能だとされていること、単行本ではなく文庫書き下ろしであることもその仕掛けに由来しているとされる。
本書を読んだ書店員からは、「本気で声が出ました」「これは読まないとわからない」「世界が再構築されました」と絶賛の声があがっている。また、小説紹介クリエイター・けんごさんも「清らかな物語に心を掴まれました」とコメントを寄せている。
【書籍内容】
衝撃のラストに、あなたの見る世界は『透きとおる』
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
■杉井光さんプロフィール
すぎい・ひかる/電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー。その後電撃文庫「神様のメモ帳」シリーズがコミカライズ、アニメ化。ライト文芸レーベルや一般文芸誌で活躍。他の著書に「さよならピアノソナタ」シリーズ、「楽園ノイズ」シリーズ、『終わる世界のアルバム』、『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』などがある。
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