1月23日発売の「AERA2023年1月30日号」(朝日新聞出版)は、エンタメ業界の「いま」に迫る3つのトピックに注目だ。
1つは、昨年、NHK紅白歌合戦への初出場を果たし勢いに乗るIVEのインタビュー。平均年齢18.1歳のメンバーの魅力と素顔に迫っている。
表紙を飾ったIVEの6人。「私たちが大切にしている精神は"ラブ マイセルフ"」(ウォニョン)、「"自分らしく"がコンセプトの一つ」(イソ)、「流行に関心を持つけれど、追いすぎない」(ユジン)と堂々と語る。唯一の日本人メンバーのレイは、ネイティブ並みの韓国語を話す。韓国語の高校に通ううちに自然にマスターしたのだそう。
彼女たちの「自分のよさは堂々と見せる」というコンセプトと、洗練されたビジュアルがZ世代の感覚に「刺さる」らしい。
そんなIVEは起爆剤となったのか。紅白歌合戦の制作統括を務めたNHKの加藤英明チーフプロデューサーにも話を聞いている。昨今のテレビ離れから、かつてほどの視聴率が難しくなっている紅白。視聴率への危機感、その年を象徴する番組としてどんな思いを込めたのか、ネットを活用した時代にあった新しい挑戦など、試行錯誤の番組作りを率直に語っている。
大みそかの「ジャニーズカウントダウン2022→2023」についてのレポートにも注目だ。現体制最後のカウコンとなるKing & Prince、マリウス葉のラストステージだったSexy Zoneのほか、グループチェンジメドレーも紹介。会場の熱気が伝わってくる。
巻頭特集「性教育の現在地」では、現代の学校で積極的な性教育が行えていない問題を指摘している。学習指導要領の「はどめ規定」が関わってくる。また、伝統的な家族観がいかに世界的な流れに逆行しているかも論じていく。さらに、野田聖子さん、ryuchellさん、清田隆之さんらも性教育への思いを語る。
ほかにも次のような特集を掲載している。
松下洸平 じゅうにんといろ
新型コロナ感染拡大の背景に亜系統の変遷
「コロナ疲れ」の米国 マスクなんてうんざり
教師による指導死 行き過ぎた指導が子どもの命を奪う
山上被告起訴 弱者男性の闇落ち防ぐ
投資信託ポイント眠らせたら死に金
箱根駅伝で失速の理由 危険な血糖値の乱高下
「核融合発電」の可能性 実現は数十年先
ISS退役で建設ラッシュ 各国の宇宙ステーション事情
都立高入試英語スピーキングテスト 「逆転現象」に非難集中
松下洸平ライブレポート 胸張れるまで歌い続ける
大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・隈研吾
現代の肖像 上田久美子・演出家
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