「いま、この不調をどうにかしたい!」
そんな緊急時にあなたを救うツボを網羅!
2022年12月9日、漢方医・皮膚科医の泉さくらさんによる『しんどいをその場で乗り切る症状別ツボ図鑑』(EDITORS 発行、二見書房 発売)が発売された。
東洋医学の効果はじっくりと現れる......というイメージを持つ人は多いだろう。しかし、なかでもツボ押しは、急場をしのげるレスキュー的な一面を持っているという。
ツボ押しは毎日行うことで、不調を改善したり癖になっている症状の慢性化を予防したりする力も発揮するが、本書のPART1・PART2では、今すぐ何とかしたい現状を緩和・改善するためのツボを症状別に紹介。
後半のPART3・PART4では、漢方の基本である五臓のケアと、多くの人が抱えている代表的な慢性炎症を予防するための対策と注意点を解説。おすすめ食材や手軽に作れる薬膳と薬膳茶も紹介している。
体質別ケア図鑑のパートでは、チェックテストで体質を知り、陥りやすい痛みや不調を遠ざけるために毎日押したいおすすめのツボ、生薬、お茶を紹介するなど、長期的な健康維持にも活用できる二段構えの1冊となっている。
誌面は写真とイラストに加え、QRコードからアクセスすることで動画でもツボの位置がわかる構成に。また、慢性化を防ぐツボ、ツボ以外の手軽に症状を緩和する方法も紹介。あなたの痛みや不快のお悩みに、本書が全力で応えてくれるだろう。
■眠れない、PMSがつらい、鼻水・鼻づまり、膝が痛い、オナラ出そう、飲みすぎた......どれもツボ押しで解消!
おなら・膨満感――押すところはココ! 大腸兪(だいちょうゆ)
骨盤のライン上で背骨から左右に指幅2本分のところを親指で強めにもみます。ツボを押したまま腰を後ろへ反らすとより効果的です。
■健康を維持するための五臓ケアや気になる生活習慣病を遠ざける方法も。
代謝を上げる(肥満防止)――押すところはココ! 足三里(あしさんり)
すねの外側の筋肉のラインで、膝下のくぼみから指幅4本分下がったところをやや強めに2~3分押してもみます。胃腸の働きを整え代謝を高めます。
■チェックテストで体質を知って、自分に合ったツボ&漢方で健康をキープ!
■泉さくらさんプロフィール
いずみ・さくら/ココメディカルクリニック院長。漢方医・皮膚科医。琉球大学を卒業後、東京大学医学部附属病院、帝京大学医学部附属病院などに勤務。現在は、漢方医、皮膚科専門医、美容皮膚科医として診察。漢方やオリジナルコスメの処方なども行い、患者から絶大な信頼を得ている。NHK「趣味どきっ!」をはじめ、雑誌・テレビへの出演や医療監修でも活躍。
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