ワードローブは黒、紺、ベージュがメインで、つい無難な色を選んでしまう。冬はとくにベーシックな色になりがち、という方にお勧めしたいのが、ママでモデルで、YouTuber・柳橋唯(やなぎはし・ゆい)さんの著書『自分を愛せる着こなし術 "史上最高の私"を手に入れるカラーコーデ』(ワン・パブリッシング)。
BOOKウォッチでは、本書で紹介されている7つの"キレイ色"の取り入れ方を2回にわたってご紹介!
1回目のグリーン、パープル、ブルーに続き、2回目はピンク、イエロー、レッド、ホワイトを見ていこう。
<服はベーシックカラーに落ち着いてしまう人が、最初に取り入れるべき"キレイ色"は?――「自分を愛せる着こなし術」第1回を読む>
4色目は「幸福感をチャージして自分をもっと好きになる色 PINK」。"ピンク=可愛らしい"という概念にとらわれず、「私はピンクをこう着る!」と向き合うことで道が開けるという。
「30代半ばになった私がピンクを着る際に意識しているのは、ストイックに、そして辛く着ること。(中略)ピンクは、辛く着る。これが、大人になって試行錯誤した私なりの最適解です」
5色目は「誰からも好かれるポジティブオーラを放つ色 YELLOW」。春は柔らかなたまご色、夏は元気なビビッドイエロー、秋冬はマスタード。自己主張の強い色に対しても、抜群の溶け込み力でコーディネートをヘルシーにまとめ上げてくれる。
「イエローの好感度を損わないために、コーディネートはあえて"ノーカジュアル"にしています。イエローらしいハッピー感が騒がしい幼さに転ばないように、あくまで大人っぽく着こなすのが私のセオリー」
6色目は「圧倒的な存在感で纏う人がアイコニックになれる色 RED」。着るまでに勇気がいるけれど、1度袖を通してしまえば自信が湧いてくる。リップや靴だけでも、インパクト十分。
「心を高めて、存在感を放ってくれる唯一無二の色。赤を着ることに慣れてきたら、"派手色"を着ることへの勇気も自然と湧いてくると思います」
7色目は「コーディネートの幅を広げる 実は一番華のある色 WHITE」。全7色のラストを白にしたのは、柳橋さんの中で白が一番華やかになれる色だから。
「白のアイテムは、大胆に取り入れても小っ恥ずかしさや、やりすぎ感が出にくい色。いつも着ないようなテイストやアイテムに挑戦して、白を無難にまとめないようにしています」
パープルはこんなふうに着たらいいのか、このピンクなら行けるかも......と発見しながら、着ることはないと思い込んでいた色が選択肢に加わっていく。年齢とともに無難にモノトーンに落ち着いていたが、自分を押し込んでいた型をぐいっと広げたくなった。
「自分をカテゴライズしすぎない。(中略)本当に似合うものを見つけるためには、誰かが決めた枠にとらわれず、まずは冒険してみることが一番の近道だと信じています」
7つの"キレイ"色のうち、あなたはどの色で冒険を始める?
■CONTENTS
7 BASIC RULES
―柳橋流― 色を楽しむための7つのベーシック
COLOR LESSON
001 GREEN グリーンは誰でも簡単に洒落る、垢抜ける。
002 PURPLE パープルを着こなせる人って正直、最強なんです。
003 BLUE 着こなしをモードに傾けたいなら、ブルー最強説!
004 PINK 媚びない。それが大人のピンク。
005 YELLOW ヘルシーなイエローで好感度上昇!
006 RED 攻めのレッド――インパクトも、余韻も。
007 WHITE 華やぎを手に入れる近道は、ホワイトだと思う。
COLUMN
001 アクセサリーは"女っぽいゴールド"で洋服が高見え。
002 洒落感も、モード感も――アイウェアは顔の一部。
003 上質な茶系小物がカジュアルを格上げする。
004 カラーコーデを楽しむために"80点顔"メイクで自分の土台を作っておく。
005 ヘアスタイルは自分らしい3パターンで回す。
006 洋服を美しく着るためにインナーこそ妥協しない。
■柳橋唯さんプロフィール
やなぎはし・ゆい/1986年生まれ。2児の母。インスタグラムを始めたことがきっかけで女性誌からスカウトされ、30歳でモデルデビュー。趣味は"散財"、特技は"無駄遣い"と言い切る唯一無二の「散財系YouTuber」として人気を集め、自身がトライ&エラーを繰り返す中で導かれたファッションルール、着こなし術を中心に発信している。YouTubeチャンネル登録者数は、20万人以上(本書発売時点)。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?