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食べ物ってどうやってうんちになるの? 子どものギモンに答える仕かけ絵本

『うごかす まなべる 人間のからだ』

 消化された食べ物はどこに行くの? 赤ちゃんってどうやっておなかの中で育つの? そんな子どもたちの疑問にやさしくこたえてくれるしかけ絵本、『うごかす まなべる 人間のからだ』(パイ インターナショナル)が8月24日に発売された。

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 妊娠、出産、筋肉や骨の仕組み、心臓や血液、病気予防などについて、謎の多い人体の不思議を、読んで、見て、動かして、めくって、楽しみながら学べる仕かけが満載だ。

 たとえば、筋肉のページはこんな具合だ。

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腕をまげると、上腕二頭筋がふくらんで、かたくなります。

腕をのばすと、その筋肉がゆるみ、ふくらみもなくなって、やわらかい状態にもどります。

そう、筋肉は伸びちぢみするのです!
筋肉は使えば使うほど大きくなります。

 次に、消化される食べ物の行方を見てみよう。

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ブロッコリーはどうやって消化されるのかな?

 五感って何?

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めくってみると、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が!g

 著者のパスカル・エドランさんは、映画の脚本家として活躍後、ノンフィクションライターに。『Déjoue les pièges de la Science<科学の詩>』(未邦訳)でロベルヴァル賞を、『Cité Babel<シテ・バベル>』(未邦訳)でソルシエール賞を受賞している。また、監修は、都立駒込病院脳神経外科部長の篠浦伸禎さんが務めている。

 読み聞かせにはもちろん、すべての漢字にルビがふられているので、自分で読めるようになったら一人でも楽しめる。世界30万部のベストセラーとなったしかけ絵本。子どもの好奇心を育む一冊だ。


※画像提供:パイ インターナショナル


  • 書名 『うごかす まなべる 人間のからだ』
  • 監修・編集・著者名文:パスカル・エドラン/翻訳:黒河杏奈/監修:篠浦伸禎
  • 出版社名パイ インターナショナル
  • 出版年月日2022年8月24日
  • 定価3520円(税込)
  • ISBN9784756255808

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