「2022年一般向けモバイル動向調査」(NTTドコモ モバイル研究所)によると、スマホ・ケータイを所有している人のうち約81.6%がLINE使用しているそうだ。60代でも76.4%、70代でも69.4%とシニア層にも浸透していることがわかった。
記者の父親も、ようやくスマホに変えたものの、まだ使いこなすまでには至っていない。届いたLINEのメッセージを読むことはできるものの返信しようとするたびに、「どうするんだ?」と聞かれる。教えても、何度も同じことを聞いてくることもしばしば。検索すれば?と言いたくなるが、検索することもままならないのだ。
そんなスマホ難民の「困りごと」を一冊で解決してくれるムック本『スマホで困ったときの大事典』(ワン・パブリッシング)が6月14日に発売された。
本書では、スマホ本体やAndroid・iPhoneの両OS、標準アプリや便利アプリ、各種SNSなどに関する多くの悩みや疑問への解決策をQ&A形式でまとめている。図版を豊富に使った解説パートは、初心者でも迷わずに操作手順を理解できる。
スマホに標準搭載されているカメラアプリや地図アプリ、さらに時計やメモ、カレンダーと言った基本アプリの操作方法、知ると便利な使い方も詳しく解説している。
さらに、YouTubeやTverなどのエンタメアプリや、PayPay、Suicaなどの決済サービス、メルカリやUber Eatsなどのトレンドアプリなどについても紹介。何のことやら?と思っていたことの内容がわかって、親世代も会話に参加できそうだ。
本書では、LINE、Twiiter、Facebook、Instagramという4大SNSにもフォーカスしている。それぞれの始め方から使いこなし方、さらには注意点などについてもレクチャー。
聞く方も何度も同じこと聞いて嫌な顔されると思うより、この大事典を手元に置いておけば、繰り返し見ることができて心安らかになるのでは。スマホ難民の親世代におすすめの必携書である。
例えばLINE。お互いのLINEのIDを知っていればメッセージのやりとりができる無料のサービスだが、他にはどんな機能があるか知りたい、そんな疑問にもお答えする。
Q:LINEでどんなことができるの?
A:メッセージの送受信や音声・ビデオ通話ができます
「LINE」は、利用者同士のメッセージの送受信や通話ができるアプリです。相手を「友だち」に登録すれば、連絡が取り合えるようになります。メッセージは吹き出しの形で表示され、会話をしているような感覚でやり取りが可能です。メッセージのほかにも、写真や動画も送れます。また、文章を打たずに気持ちを表現したい場合は、「スタンプ」を送ってみましょう。さらに、音声/ビデオ通話が無料(通信料はかかる)でできるので、好きなだけ会話が楽しめます。
Q:LINEにはどんなサービスがあるの?
A:スマホ決済やクーポンなどのサービスがあります
LINEは多種多様なサービスを提供していますが、なかでも「LINE Pay」というスマホ決済サービスが便利です。LINEアプリから登録ができるので、スマホでの支払いが手軽にできるようになります。支払いの際には、コンビニのATMや銀行口座から事前にチャージ(入金)しておくといいでしょう。また、LINEでは、お店で使えるお得なクーポンも配布されています。気になるクーポンを見つけたら、対象商品や値引額を確認して利用できます。
父の日のプレゼントに悩んでいる方は、日頃の感謝も込めて『スマホで困ったときの大事典』(ワン・パブリッシング)を贈ってみては。本を渡しながら、一緒に見てフォローしてあげるとより喜ばれるのでは。
スマホに変えようか迷っている親世代にも、本書を渡せば背中を押してくれるかも。
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