「"ヤバい人"を見ぬくチカラをつけよう!」
進級・進学をきっかけにスマホデビューする子どもが増えている。内閣府の調査によると、小学生の6割超、中学生の約9割が自分専用のスマホを持っているという。
SNSには年齢制限が設けられていて、その多くは13才以上。しかし、身分証明書がなくてもアカウントを取得できるため、年齢を偽ったり親のスマホを使ったりしてSNSをしている子どもも......。
本書『マンガでわかる! 小学生のためのスマホ・SNS防犯ガイド』(主婦と生活社)は、元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三(ささき なるみ)さんと一緒に、小学生のうちから知っておきたいスマホ・SNSの防犯知識を学べる1冊。
SNS上で年齢や性別を偽って近づいてくる人、顔がバレないからといって誹謗中傷をしてくる人。スマホ・SNSの世界には悪いことをたくらんでいる"ヤバい人"がたくさん......。
本書は、ネットいじめ、オンラインゲームの課金トラブル、フィッシング詐欺、悪質動画、さらに登下校時の防犯などにも触れ、トラブルに巻きこまれないための行動・トラブルに巻きこまれてしまったときの対応を紹介している。
■ナルミ先生から、ついにスマホデビューを果たした小学6年生へ。
七菜香 「スマホってできることいっぱいあるから楽しみだね~! みんなどんなことしたい?」
ナルミ先生「スマホっていいよね~」
「スマホデビューする君たちに知ってほしいことがあって......」
■SNSで注意することは? 実例・クイズでわかりやすく
背景に写っているものには細心の注意を!
住んでいる場所がわかる写真や、利用している駅や学校名がわかる内容は、絶対に投稿しないこと。ほかにも、制服や学校名がわかるグッズ、マンホールやガードレール、お店のメニュー写真もNG、事故や事件の投稿もしない!
クイズ! 危険な場所はどっちだ!?
【公園】A 木に囲まれている公園 B フェンスに囲まれている公園
【住宅街】A 家の窓や玄関が通りに面している道 B 両側に高いへいが続いている道
■『こどもと生活シリーズ』ラインナップ
「小学生への説明どうしよう?」......。本書は、子どもに質問されたら親は一瞬固まってしまいそうなテーマを取り上げ、わかりやすく解説する『こどもと生活シリーズ』の第3弾。
この春、まだ早いかと思いつつ子どもにスマホを与えた、悩んだ末にスマホデビューはお預けにした......など、ご家庭によっていろいろだろう。スマホ・SNSの防犯知識は、おとなも案外疎かったりするもの。スマホ・SNSを正しく怖がり正しく使えるように、親子でルールを押さえておこう。
「スマホやSNSの世界には、子どもたちをターゲットに悪いことをしようとたくらんでいるヤバい人がたくさんいることから、SNSをきっかけとするいたましい事件が後をたちません。(中略)自分の身を守るためにも、知って楽しい、知らないとこわいスマホとSNSの世界をのぞいてみましょう」
■佐々木成三さんプロフィール
元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補、現一般社団法人スクールポリス理事。埼玉県警に22年勤務。捜査一課ではデジタル捜査班の班長としてデジタル証拠の押収解析を専門とし、携帯電話の精査や各種ログの解析を担当。現在は、犯罪を取り締まる側から犯罪を生まない環境作りを目指し、学校や企業等で講演活動を行うなど幅広く活動している。
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