キャンプではいつもBBQかカレー。おいしいけれど、アウトドアならではの料理をもっと楽しみたい!という方におすすめなのが、アウトドアブランド「LOGOS」によるアウトドアレシピ本『外ごはん本』(プレジデント社)だ。
「外ごはん本」は、家族が楽しめるキャンプやBBQの製品やウエアを展開・発信する総合アウトドアブランド「LOGOS」初のレシピ本。「失敗も思い出」という共通のキーワードのもと考案された創意工夫あふれるアウトドアレシピを紹介する、読むだけでも楽しめる内容を目指して作られた。
①トマトソースをつくる。トマトとアンチョビペースト、オリーブオイルをボウルに入れて、よく混ぜ合わせておく。 ②焼く直前にカツオに塩をふり、スキュア4本を扇形になるように打つ。 ③薪火の上に稲藁をひとつかみのせ、薪の煙と炎で串に刺したカツオを満遍なく炙り、藁焼きにする。 稲藁がなくなったらまたひとつかみ投入。全体が燻されてこんがりしたら出来上がり。 ④カツオを食べやすい大きさに切り分け、断面に塩をして、包丁で叩いてなじませる。皿にカツオを並べ、トマトソースと赤玉ねぎ、イタリアンパセリを散らし、オリーブオイルを回しかける。
藁焼きはカツオを焼くのではなく、薪と藁の香りをつけるように燻すのだという。 レシピを担当した料理人の樫村さんによると、藁焼きでは、「表面を焼くには火が必要ですが、香りをつけるには煙が必要。 さらにいえば、薪が燃えることで火にも香りが移っている」ため、火と煙の両方を見極めながら燻す必要がある。熾火に稲藁をひとつかみし、立ち上がった煙に刺したカツオをあてながら、 稲藁がなくなったらまたひとつかみ足していく。こうすることで、シンプルだけど奥深い藁焼きを作ることができるのだ。
本書にはこの「カツオの藁焼き」の他にも、様々なバックボーンをもつ個性豊かな7人の料理人が考えた、45品のユニークなアウトドアレシピが掲載されている。また、6カ所に差し込まれたコラムコーナーでは、メインの章では語りきれなかった「外ごはん」のおもしろさを、家族を大切にしているLOGOSならではの角度から紹介している。
さらに、レシピで使用したアイテムに、LOGOSがおすすめするアイテムをプラスして紹介する巻末カタログも収録。アウトドア経験者が楽しめるだけでなく、キャンプ初心者が外ごはんに挑戦する時にも参考にできるような、盛りだくさんの内容となっている。BBQなどのアウトドアシーンはもちろん、自宅での調理の際にも使えるお得な一冊だ。
【 7人の料理人 】
・「マロロガバワン」礒邊和敬さん
・「焚き火イタリアン falò」樫村仁尊さん
・「Comptoir Coin」丸井裕介さん
・「麦酒屋るぷりん」&「炭火屋るぷりん」髙橋佑介さん&海老澤淳一さん
・「クーリ・ルージュ」石川資弘さん
・「Maruta」石松一樹さん
・「ツバメコーヒー」田中辰幸さん
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