新生活の始まりと共に、ファッションやメイクを一新される方も多いのではないだろうか。多くの女性のお悩みである「結局、どの化粧品を買えばいいの?」をすぐに解決してくれるのが、本書『「私に本当に合う化粧品」の選び方事典』(主婦の友社)だ。
著者は日本一のコスメマニアと言っても過言ではない小西さやかさん。元化粧品開発者であり、累計受験者100万人を突破した大人気の美容資格「日本化粧品検定」の協会代表理事も務めるコスメのプロである。本書では、ぞれぞれの肌質に合ったスキンケア・メイクアイテムを選択できるよう、化学的視野と豊富な商品知識、化粧品への熱い愛を持ってナビゲートする。
小西さん曰く、コスメ選びをするうえで、ひとつの指標になるのは、現状のあなたが抱えているお肌悩みである。小西さんは、「乾燥」「シミ・くすみ」「毛穴・ニキビ」「シワ・たるみ」「敏感肌」の5つに分類し、成分への鋭い分析をもとに、それぞれのお肌に沿った最適のスキンケア&ポイントメイクのタイプを分かりやすく徹底解説している。
たとえば、クレンジング選び。乾燥が気になる人は、ミルクやクリームタイプでやさしく洗い、うるおいをキープ。シミ・くすみが気になる人は、クリームで圧をかけながら代謝を上げ、メラニン排出を促す。シワ・たるみが気になる人は、油分をたっぷり含むバームやクリームで乾燥ダメージを回避するのが正解だ。
クマ対策も、色によって異なる。たるみや影が原因の黒クマには、レチノールやナイアシンアミドなどのシワ改善成分配合のクリームなどでハリを出す。血行不良が原因の青クマにはアプリケーター付きでマッサージできるアイケアやツボ押しでめぐりを改善。目もとをこすったりメイクの落とし残しによる色素沈着が原因の茶クマには、目もとにも使える美白アイテムが有効だ。
眉アイテムも、メイクが落ちやすい、眉が薄い、濃すぎる、眉尻がない......などお悩み別に、選び方だけでなく描き方もアドバイスしてくれる。
加えて、化粧品の基礎知識やQ&Aのほか、多岐にわたるコラムも掲載されている。
・コントロールカラーの使い方
・ファンデーションの色選び
・BB・CCクリームとは
・マスクメイクは何を使えばいい?
・肌・瞳・髪の色で選ぶ 自分に似合うカラーコスメ
・塗り方バリエで手持ちリップを活用
・高い化粧品のほうが効果がある?
・スキンケア化粧品の効果は何日使えばわかる?
など、メイクタイムをもっと楽しくする豆知識がもりだくさん。この春からメイクを始めた方だけでなく、コスメ好きでもっと美容について学びたい方にとっても、新たな発見のある1冊である。
本書の見どころでもある「おすすめアイテムのカタログ」約300点を駆使して、お肌悩みを改善し、自分に合ったコスメ選びを始めてみては。
目次は下記の通りだ。
■PART1 スキンケア
・クレンジング/洗顔料/化粧水/美容液/乳液・クリーム/オールインワンジェル・ゲル/スペシャルケア
■PART2 ベースメイク
・日焼け止め/化粧下地/ファンデーション/ンシーラー/フェイスパウダー/ハイライト・シェーティング
■PART3 ポイントメイク
・眉アイテム/アイシャドウ/アイライナー/マスカラ/チーク/口紅・リップグロス
■コラム
・化粧品の原料について
・よく見る美容成分 何に効く?
・医薬部外品や薬用のコスメは効果が高い?
・ワセリンについて
・美容オイルの使い方 ...etc.
■小西さやかさんプロフィール
一般社団法人日本化粧品検定協会代表理事、コスメコンシェルジュ。化学修士(サイエンティスト)としての科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト。その知見から意味のない無駄なお手入れを省いた最短最適な美容法「なまけ美容」を推奨。過去、毎週200種以上(累計10万種を越える)の化粧品を評価。その鋭い評価が好評で、各種の雑誌やメディアで新作コスメの評価を担当。現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会代表理事として、協会運営を行っている。その他、化粧品コンサルティング、美容コラムの執筆、大学での講義や日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修、日本美容食協会 理事や韓国コスメのナビゲーターなど幅広く活躍。東京農業大学客員准教授、北海道文教大学客員教授、日本薬科大学招聘准教授、東京医薬専門学校講師、日本スキンケア協会顧問、フレーバー・フレグランス協会顧問、日本サプリメント学会幹事、更年期と加齢のヘルスケア学会幹事、日本入浴協会顧問なども務める。
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