日本に国立公園が何か所あるか、ご存じだろうか。国立公園とは、国が指定し、保護・管理する役割をになっている公園のことを指す。その地ならではの文化や自然を全身で味わうことができるのが魅力だ。知る人ぞ知るスポットとなっているが、素晴らしい自然に出合える場所がたくさん! 国内にこんなところがあるのだから、行ってみなければもったいない。
2021年に創刊された女性誌FRaU(フラウ)の新シリーズ「S-TRIP(エストリップ)」(講談社)は、「SDGs TRIP」または「Sustainable TRIP」の略で、毎回、その土地ならではのサステナブルを体感できる旅を特集している。3月15日発売の最新号のテーマは、「ニッポンの国立公園」だ。
現在、日本にある国立公園は、北海道から沖縄県まで34か所。公園といえど、中には世界自然遺産に指定される場所も。海外では未開発の自然を国立公園化するケースが多いが、日本ではほとんどのエリアで既に人が住んでいる。そのため、公園のエリア内に、人の暮らし・歴史・文化が混在しているのが面白い。
FRaUは環境省の全面的な協力のもと、34の国立公園を網羅、うち7か所を徹底取材。「白銀世界とアイヌの暮らしに触れる」(阿寒摩周国立公園)、「生命感あふれる阿蘇の水、野菜、あか牛を味わう」(阿蘇くじゅう国立公園)、「未来に残したい複層林の小道を歩く」(屋久島国立公園)、「中部山岳、日本初のゼロカーボンパークを訪ねる」(中部山岳国立公園)、「東北4県にわたる三陸のロングトレイルを体験する」(三陸復興国立公園)など、国立公園とそこでできる唯一無二の体験を紹介していく。
「国立公園34全ガイド」では、見られる動・植物といった基本情報から初心者でも旅しやすい、2泊3日で遊べるおすすめルートを掲載。1人で楽しむのはもちろん、家族や友人を案内するのにも役立つ。
近隣エリアで楽しめる食や宿泊施設も紹介。たくさん動き回ったあとは、美味しいものを堪能しよう。
旅行先を選ぶときには、観光地もいいが、ぜひ国立公園に目を向けてほしい。コロナ禍で鬱屈とした日々を吹き飛ばしてくれそうな大自然が待っている。
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