マスク生活も3年目になると、顔下半分のケアをお休み気味な人が多いのでは。
顔筋を動かす機会が減り、顔面寝たきり状態に陥っている方に朗報である。マスク下のむくみやたるみは、自分で矯正できるのだ。少し前の自分を取り戻すメソッドが詰まった『1分でわかる 限界を超えて顔が引き上がる! 瞬間たるみ流し』(主婦の友社)が1月31日に発売された。
著者の寺林陽介さんは、ベストセラーとなった『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム)の著者でもあり、マッサージ指圧師・鍼師・灸師のスペシャリスト。本書では、年齢に関係なく顔のむくみやたるみを簡単マッサージで改善する方法を教えてくれた。「ほうれい線をうすくしたい」「まぶたのたるみをとりたい」「顔のムダ肉をとりたい」という方は、必見だ。
筋肉は鍛えていないと衰えていくが、顔の筋肉も同じだ。顔で使われている筋肉は20~30%と言われ、残りの70~80%はほぼ使われていない状態だという。でも、寺林さんによると、それは大きな伸びしろがあり、鍛えれば変化が期待できることを意味するので、やらない手はない。
シワは美容液やクリームで改善でき、しみはメイクでカバーできる。でも、むくみ・たるみは顔筋に刺激を与えたり、リンパの流れを良くしたりしないとなかなか改善はしない。効率的なのが自分で顔周辺のマッサージを行うことだ。
本書では、幅広い女性の支持を得ているむくみ・たるみ解消の「寺林メソッド」を詳しく教えてくれる。
「いいところを伸ばし、悪いところは改善して、自分らしい顔を取り戻す方法をお伝えします」と語る寺林さんのおすすめ3段活用は次の通り。
●マッサージでムダ肉をとり
●事前にほぐしてからの矯正で横幅をせばめ、
●しっかりとポイントを押さえた顔面筋トレで、副作用なしでたるみを改善、
この3段活用によって、眠っていた自分本来の顔を取り戻していただきたいです。
本書で紹介しているマッサージなどの特徴は「シワをつくらないこと」。
顔のたるみを解消するために、鏡の前で思い切り顔をくしゃくしゃにしたとき、顔がシワシワになったことがないだろうか。たるみとシワは相反する関係だという。特にシワができやすいのが眉間と目尻。強く目をパチパチするといった動きの際に、「眉間や目尻を指で固定する」ことで、シワをつくらずに行えるという。
では、簡単でかなり効果が期待できるマッサージを紹介しよう。
1 目尻と眉間がシワになるのを防ぐために、ひとさし指で目尻、中指とくすり指で眉間を押さえる。
2 「ギュッ」と目を閉じながら口角を上げる。目を開いて閉じてを10~30回行う。
時間がないときでも、たったこの2ステップを行うだけで、普段使っていない筋肉のかなりの部分を使うことができる。早速、試してみよう。
「むくみ・たるみは年齢に関係なく本書のマッサージで改善が期待できる」という寺林さんは、次のようにエールを送ってくれた。
むくみ、たるみが改善されると、私ののべ数千人の施術の経験上、あなたのきれいは6割程度アップする可能性があります。きれいになると、どんどん外にも出たくなるし人にも会いたくなる。人に会う機会が増えれば、身だしなみにも気をつけるようになり、相乗効果で"きれい"が回っていくと思います。
手軽で簡単にできる「寺林メソッド」を駆使したマッサージによって、鏡を見るのが楽しくなりそうな予感がする。美容液や高級クリームを使っても、なんだか年齢を感じてしまう、と感じているあなたこそ、顔の筋肉に刺激を与えてリンパの流れを良くして、数年前の引き締まった自分と再会しよう。
■寺林陽介さんプロフィール
六本木・寺林治療院院長。
1996年にあんまマッサージ指圧師・鍼師・灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。24歳から一人で治療院を運営。2008年には東京・南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年4月、東京・六本木に移転。患者に心から満足してもらえる治療と美容を追求し、その両面からのアプローチにより、評判は口コミで広がり、幅広い客層に喜ばれている。
著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は30万部のベストセラーになり、テレビ・雑誌など多数のメディアで話題を集めた。
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