「驚くほど当たる!」と一世を風靡した動物キャラナビ。一度は自分のキャラクターを調べてみたことがあるのではないだろうか。累計発行部数500万部超えで芸能界にもファンが多数いる動物キャラナビは2021年で誕生から25年目を迎えた。そして、10月10日、令和になりパワーアップした『動物キャラナビ 決定版』(日本文芸社)が発売された。
動物キャラナビとは、誕生日をもとに12匹の動物に当てはめ、その人の個性を導き出し分析する心理学。「世界最大の統計学」とも言われている四柱推命をベースにイメージ心理学や行動心理学を用いて作られている。
「動物キャラナビ」を作っている個性心理學研究所は「ストレスのない社会づくりに貢献する」ことを設立当初からの思いとして掲げている。最近では、ストレスの原因の多くは人間関係と言われているが、風水でも開運の極意は「良好な人間関係」と定義されている。それ以来、「人間関係を改善するためのコミュニケーションツール」として動物キャラナビを進化させてきたという。
動物キャラナビの動物たちは、狼、こじか、猿、チータ、黒ひょう、ライオン、虎、たぬき、コアラ、ゾウ、ひつじ、ペガサスの12種類。そこからさらに4または6種類に分類してより詳しい性格や特徴を知ることができる。
第2章では12種類のキャラの「人間関係の築き方の特徴」からMOON、SUN、EARTHの3つに分類している。さらにMOONは満月グループと新月グループに分かれている。
MOONタイプはその名のとおり、出しゃばることなく、ひっそりと輝き、相手を優しく包み込むタイプ。人に合わせてしまうことも多い「いい人チーム」になるそうだ。こじか、黒ひょう、たぬき、ひつじが該当する。SUNタイプは、3分類の中で最も割合が低いタイプ。「いつも光り輝いていたい」と考えていて、人の心を明るくするムードメーカー的な役割を果たすそうだ。「天才チーム」に分類され、チータ、ライオン、ゾウ、ペガサスが該当する。最後にEARTHチームは、3分類の中で40%と一番多い出現率だそう。非常に現実的な考え方をするタイプで、曖昧なことには耐えられず、「白か黒か」をハッキリさせたがる。「しっかり者チーム」に分類され、狼、猿、虎、コアラが該当する。
これら3分類はじゃんけんの「3すくみ」状態になっているそうで、「ある人とはスムーズに付き合えるのに、ある人とはうまくいかない」ということがあるのは、これが原因だという。
それでは、実際にどんな特徴があるのか。3分類の話し方の特徴は、MOONタイプは「とにかく話が長い!」とのこと。EARTHタイプは「話は要点のみ。結論から話し出す」ことが特徴だ。SUNタイプは、「心に浮かんだことを感情のままに表現」するタイプ。実際に身の回りの人を当てはめてみると「あるある!」と頷いてしまう。
面白いのは、「本や雑誌の買い方は?」という項目まであること。MOONタイプは「一番上に積んであるものを買う」、EARTHタイプは「上から3~5冊目の、少しでも綺麗なものを購入」する。記者はEARTHタイプで、これに当てはまっていて思わず笑ってしまった。そして、SUNタイプは「買っても読まないので立ち読みで済ませる」とのこと。
他にも10年に渡る運気の流れも確認できる「5つの周期と10のリズム」も収録されている。本書をきっかけに家族や友人、同僚との会話が広がって、楽しいコミュニケーションができそうだ。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?