今年の夏、近藤史恵さんのミステリー「ビストロ・パ・マル」シリーズが、『シェフは名探偵』(TV東京、主演・西島秀俊)としてドラマ化された。作品の舞台となるのは小さなフランス料理店「ビストロ・パ・マル」。今回は、この絶品料理が自宅で再現できるレシピ本を紹介しよう。
2021年7月29日、『ビストロ・パ・マルのレシピ帖』(東京創元社)が発売予定だ。
本書は、近藤史惠さんの著書「タルト・タタンの夢』、『ヴァン・ショーをあなたに』、『マカロンはマカロン』(創元推理文庫)をテレビドラマ化した『シェフは名探偵』の公式レシピ・ブックだ。
ドラマの料理監修者が原作・ドラマ内に登場するフランス料理を家庭でも再現できるようにレシピ化した夢のような1冊。料理監修者の小川奈々さんは、ル・コルドン・ブルーパリ本校を卒業後、フランス外務省厨房や星付きレストランに勤務。帰国後は、湘南ビストロ料理教室「アトリエ・ルー・グルーズ」やパリお惣菜教室「アトリエ・ラパン」を主宰するほか、企業のメニュー開発など多方面で活躍している。
そんな小川さんが、アミューズと前菜、メイン、デザートなど幅広く43品をレシピ化し、作り方をわかりやすく紹介している。
作中の出典が記載されているので、料理も作品も同時に楽しむことができる。テレビドラマを見た方は、あの料理を食べてみたい、ヴァン・ショーを飲んでみたい、こんなビストロが近くにあったらと思ったことがあるのでは。オシャレな見た目だが、特別な材料は必要ない。スーパーで買えるもので調理できるので、気軽に挑戦できる。
西島秀俊演じる三舟シェフの味を家で味わうことのできるレシピ本。目次デザインがビストロメニュー風なのもおしゃれ。ドラマや原作のファンの方は、作品を舌でも楽しんでみては。
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