新型コロナウイルス感染拡大の影響で、1カ月遅れで始まった2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」。3月1日発売の「アエラ」(2021年3月8日号)の 表紙を飾る草なぎ剛さん は、このドラマで準主役ともいえる徳川慶喜を演じている。歴史に疎くて「徳川慶喜」といわれてもピンとこなかったという草なぎさんだが、台本や資料を読み進めるうちに「すごくカッコいい」と思うようになったと話す。とりわけ草なぎさんが惹かれたのは、 慶喜がひとつの時代の終わりだけではなく、もうひとつの時代の始まりを生きたという点。大河ドラマの撮影現場のスケールの大きさ、共演する俳優陣とのやりとりなども交えて、「最後の将軍」と向き合う日々を語っていただいた。
そんな草なぎさんのために用意したのは、エキゾチックな草木に覆われた魅惑のセット。スタジオの中とは思えないそのセットを前に驚きの表情を浮かべた草なぎさんだが、 次の瞬間にはなんとも言えない恍惚の表情を浮かべてカメラの前に――。
この号の巻頭特集は、「逆境に強い中高一貫」。1月から2月にかけて行われた2021年の中学受験は、コロナ禍で経済的に苦しい家庭が増えていることや、長かった休校の影響で十分な学習ができなかったことなどから、受験生が減少すると見られていた。でも、ふたを開ければ、中学受験者の実数も受験率も昨年よりプラス。専門家はオンライン対応が早かった私立の中高一貫校に信頼が集まった結果だと分析している。
特集では、公立と私立の中高一貫86校の2020年「難関大」合格実績と見比べながら、それぞれの学校がコロナ禍の1年や入試をどんな工夫で乗り切ったのかを取材。「強さ」の源泉に迫った。さらに、中高一貫校を見続けてきた教育家の小川大介さんと教育ライターの佐藤智さんが、子どもと相性のいい学校の選び方について対談。2年前に一人息子の中学受験を経験したジャガー横田さんが、いまだから話せる「家族にとっての中学受験」についてインタビューに応じている。
この号には、アルバム「平成」で注目され、ドラマ「朝顔」の主題歌を歌う シンガー・ソングライターの折坂悠太さんのインタビューも掲載。「アエラ」初登場となる折坂さんに、「朝顔」が生まれるまで、自身が音楽にのめり込むきっかけとなった「弾き語り」、いまを直視することで見つけた希望などについて聞いた。
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