よしながふみ『大奥』カレンダーが付録 16年の連載終了

　江戸幕府、三代将軍・家光の時代、男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。家光も病に倒れ、秘密裡に将軍職は女子へと継がれていく。

　男子は種馬として大切に育てられ、江戸城大奥までもが、希少な男子を囲い、「美男三千人」と称される「男の世界」となっていった――。

画像は、「メロディ」2021年2月号（白泉社）

　よしながふみさんの男女逆転SF時代劇『大奥』が少女漫画誌「メロディ」2021年2月号で16年の連載に幕を閉じた。

巻頭カラー最終回「大奥」（よしながふみ）

　ふろくは「『大奥』カレンダー2021」。16年の連載を彩ってきた美麗イラストの数々がカレンダーでも楽しめる。

画像は、「メロディ」2021年2月号（白泉社）の付録。「『大奥』カレンダー2021」

　また、最終回を記念してよしながさんが選んだ4枚のイラストをB4サイズの複製原画にして直筆サイン入りでプレゼントする企画が行われている。応募方法等の詳細は「メロディ」2月号誌面で確認できる。

　コミックス『大奥』最終19巻は、2021年2月26日発売予定だ。同時に「公式ビジュアルファンブック 大奥-没日後録- 付き特装版」も発売される。

　ビジュアルファンブックはオールカラー112ページの大ボリューム。カラーイラスト60枚以上を収録するほか、著者と堺雅人さん、磯田道史さんとの対談も収録される予定だ。

　最終巻とファンブックの発売日を、「メロディ」2月号の付録カレンダーをながめて楽しみに待ちたい。

※画像提供：白泉社

（BOOKウォッチ編集部）