お気に入りの茶碗に小さな欠けやひびを見つけてガックリ......。大掃除ついでに食器を整理していて、こんなこともあるだろう。しかし、思い入れのあるモノほど簡単に処分はできない。それなら、金継ぎをして愛するうつわに第二の人生を送ってもらうのはいかが。
宝島社から発売されている『大人のおしゃれ手帖特別編集 簡単! おうちで金継ぎ』は、金継ぎの手順やコツを解説した本に必要な道具が付いたブックセット。
金継ぎで一番楽しい「色を塗る」工程にすぐにチャレンジできる。解説は24ページあり、写真付きでわかりやすい。ひびの補修から割れの補修、欠けの補修とページを追うごとにレベルアップしていく構成だ。破片と破片をつなぎ合わせる「呼び継ぎ」の方法も掲載されている。初心者でも失敗せずにできるのはひびの金継ぎだそう。
記者もこの付録を使って挑戦してみた。もちろん金継ぎ初体験だ。編集部内で「金継ぎしてほしいうつわはありませんか?」と呼びかけたところ、これだけ集まった。中には上司から預かったうつわも......緊張するが、やるしかない!
本書の付録内容は以下の通り。
(1)合成うるし(透明)
(2)うすめ液
(3)金の粉(真鍮)
(4)銀の粉(アルミニウム)
(5)竹串 2本
ひびだけでなく欠けもあったので、付録以外にエポキシパテと紙やすりを用意した。どちらもホームセンターで手に入る。準備万端、手順にそって作業する。うるしを塗って乾かしたり、欠けた部分をパテで補修してから色を作って塗る。塗ったら1~2日はおいてよく乾かすことが大切。
乾くのを待つ時間もうつわを眺めて楽しむくらいの気持ちで取り組むといいだろう。コツコツ作業して出来上がったのがこちら。決して器用とは言えない記者でも、初めてでここまでできた。普段とは違う作業に集中することで気分転換になったし、自然とうつわにも愛着がわいてくる。
本書には、うつわのお手入れ法を記したコラムもある。また、金継ぎのある暮らしを楽しんでいる料理研究家や陶芸家らのインタビューも掲載されていて、作業の合間にゆっくりと読めた。
年末年始にどこへも出かけないなら、おうち時間に金継ぎをしては。ていねいな暮らしを楽しみながら除夜の鐘を聞くのも素敵だろう。
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