人気小説家・坂木司(さかき・つかさ)さんのベストセラー小説『和菓子のアン』シリーズの最新刊『アンと愛情』(光文社)が、2020年10月22日から発売中だ。
なんと期間限定で、作品の世界が銀座三越に登場する。
『和菓子のアン』は、デパ地下の和菓子店「みつ屋」でアルバイトする、主人公の梅本杏子(アン)の奮闘記。そこに登場する和菓子を、実際に老舗の若手店主たち「本和菓衆」の面々が製作し、期間限定で販売する。
以下は、ラインアップの一部(価格はすべて税込み)。
・さんしょ煎餅、甘酒せんべい ふるめんと
最新作に登場する、山椒を使ったせんべいのモデルとなった岐阜にある田中屋せんべい総本家の「さんしょ煎餅」は、50gで432円。シリーズ第2作『アンと青春』(光文社)でキーワードとなる、自家製麹の甘酒を使った「甘酒せんべい ふるめんと」は、6枚入で540円。
・「アンと愛情」特製生菓子 各432円
作品が大好きな女性職人といっしょに開発された生菓子で、各300点限り販売される。4個入りの詰め合わせ(2,160円)は、100点限りで三越伊勢丹オンラインストアにて販売。
・和菓子のアン上生菓子 各540円
小説の中の生菓子「みつや饅頭」「秋のみちゆき」「光琳菊」をはじめ、「未開紅」「おとし文」「はじまりのかがやき」の全6種を再現した。各300個限りで販売される。
・「和菓子のアン」チャームボックス各種 各432円(各1個)
「秋の道行き」など小説をモチーフにした4つのボックスと、アマビエさまのボックスというラインアップ。贈り物にもぴったり。5個入り(2,160円)は、三越伊勢丹オンラインストアで販売される。
・春告鳥、こい 各432円(各1個)
抹茶を練り込んだ柔らかな羽二重餅「春告鳥」と、ほんのりビターなチョコ餡を包んだ桃山「こい」。銘菓「きよめ餅」で名を馳せる、名古屋の老舗による限定品である。
・みつ屋のたまご煎餅、辻占
シリーズの著者・坂木さんの手描きイラストをあしらった「みつ屋のたまご煎餅」は、6枚入で324円。1作目『和菓子のアン 辻占の行方』に登場する、坂木さんの手書きの占い紙が入った「辻占」は、5個入で648円。
・みつ屋どらやき(つぶ・こし)各270円
小説の舞台である和菓子店「みつ屋」の焼印を押した限定どらやき。かわいい亀のかたちをした皮は、ホットケーキのようなフワフワの食感を楽しめる。つぶ、こしが4個ずつ入った「みつ屋どらやきセット」(2,160円)は、三越伊勢丹オンラインストアでの販売。
・アンのつぶやき(生菓子詰合せ) 2,160円(6個入)
成人式を迎えたアンの葛藤や成長を、上生菓子で表現した。春を迎えたアンに思いを馳せ、抹茶餡とチョコガナッシュ入りの「春告鳥」も添えられている。
・果実の最中 〜透明不透明な想い〜 2,160円(6個入)
寒天培地が登場する、最新刊のエピソードにヒントを得たという一品である。フルーツゼリーを和菓子風にアレンジし、「柳屋奉善」の伝統銘菓「老伴」の最中に流し込んだ。
ちなみに、「老伴」には「老いても供にいましょうね」という想いが込められているのだとか。
・こころの行方 2,700円(こころの行方×3、回×3 計6個入)
ドライいちじくの中にホワイトチョコの羊かんを詰めた、小説にちなんだ限定商品「こころの行方」と、同じく五勝手屋羊羹を詰めた定番商品「回」を3個ずつ詰め合わせた。
コラボ商品は、11月11日~11月17日の期間に銀座三越の本館地下2階「GINZAステージ」で販売される。期間中は『アンと愛情』のサイン本も限定販売される。シリーズのファンはこちらも見逃せない。
また、三越伊勢丹オンラインストアでは10月28日~11月17日10時まで販売中だ。一部、オンラインストアのみで販売される商品もあるので気をつけてほしい。
伝統の味と技を大切にしながら、自由な感性と遊び心が発揮された新しい創作和菓子で、さらに『和菓子のアン』の世界に浸りたい。
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