日々、料理家のレシピに触れている雑誌の編集者たちは、家でどんな料理を作っているのだろう。
東京都港区にオフィスを構える、料理雑誌「オレンジページ」(株式会社オレンジページ)のベテラン編集者4人による緊急企画が実現した。在宅勤務が続く中、自宅でセルフ調理&撮影、編集作業とリモートワークで、それぞれのお気に入りレシピを紹介する、とっておきの電子書籍が完成。2020年7月31日から、「和食」と「おやつ」の2種が、各電子書籍ストア(※)で順次配信スタートしている。
本書『検索できないレシピ 和食 オレぺの中の人のうちの味・好きな味』『検索できないレシピ おやつ オレぺの中の人のうちの味・好きな味』のテーマは、「検索できない」おいしいレシピ。4人の編集者たちは、次のように考えてレシピを厳選した。
●入社26年目 計量が苦手な山田さんの場合(和食編)
「それってあり?」とだれもが思う驚きに満ちたもの。それでいてアレンジがしやすい自由なレシピ
●入社28年目 「人が喜ぶため」に料理をしている宮川さんの場合(おやつ編)
素朴で飾り気がなくても、「ホームメイド」ならではのおいしさ&温かさが感じられるレシピ
●入社28年目 独身生活満喫中の福島さんの場合(和食編)
自分でなにかを作るときエッセンスとして活用できる技や工夫が隠されているレシピ
●入社25年目 甘党の息子がいる藤井さんの場合(おやつ編)
子どもといっしょに楽しく作れるもの。生地の工程がシンプルで、形作りの作業がおもしろいレシピ
それぞれ異なる理想がある様子。これまでに数え切れないほどのレシピを世に送り出してきた、4人の料理編集者がくり返し作っているというレシピを、本書では紹介している。
これまでどこにも出してこなかった、検索できないプライベートレシピを、それにまつわるおいしい物語とともに味わえる貴重なレシピ本だ。
たとえば、宮川さんの「昔ながらの堅いカスタードプリン」や、福島さんの「ポークカレー」など、おいしそうなのはもちろん、どこか懐かしいぬくもりがこちらにまで伝わってくる。
さらに、レシピ誕生の裏話や料理家とのエピソード、自分で作り続けているうちにつのった思いや工夫、子ども時代の「食」の思い出まで。これまで限られた紙のページの中では書ききれなかった、読みごたえ十分のアナザーストーリーもたっぷり詰まっている。
普通のレシピ本では満足できない人にこそ、ぜひ手にとってみてほしい。
※取り扱い電子書籍ストア
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