"激せまキッチン"とは、一人暮らし用のワンルームにありがちな玄関を入ってすぐにある狭いキッチンのこと。たいていは一口コンロで、調理スペースはまな板1枚分くらいしかない。
そんな環境でも、見た目が良くておいしい料理をつくれるワザが『激せまキッチンで楽ウマごはん』(ぴあ)には書いてある。オールカラーでマンガやイラスト、写真を中心に、全80品が紹介されている。
もうすぐバレンタイン。この時期、彼氏の部屋で「手料理」というシチュエーションでも参考になるかもしれない。
食器も調理器具も必要最低限でできる。メニューには、フライパンひとつでつくる「ごちそうワンプレート」もある。冷凍ごはんを電子レンジであたため、その上に目玉焼き、ほうれん草のソテー、焼き肉、プチトマトをのせた彩りのよい一品だ。マグカップでつくれる豆腐とわかめの味噌汁も付けて一人前290円というコスパの良さも一人暮らしにはありがたい。
以下の4枚の画像は、草野かおる著『激せまキッチンで楽ウマごはん』(ぴあ)の中面。
著者の草野かおるさんは、もともと普通の主婦だったが、2011年、東日本大震災後に自分が見聞きした防災の情報や知識をイラストや4コママンガにして描きとめてブログにアップしていたのが編集者の目にとまり、50代で作家デビューしたという面白い経歴の持ち主だ。それがきっかけで防災士の資格もとった。本書は、一人暮らしをしている娘さんの食生活改善をめざし企画・執筆した。
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