子育ての悩みでよく聞くのは「子どもの野菜嫌い」。そんな背景もあってか、親子で一緒に楽しめて食育にも役立つ絵本「やさいのがっこう」シリーズ(白泉社)が累計20万部を突破するほどの人気だ。
2019年10月3日にシリーズ4作目となる『やさいのがっこう キャベツくん おはなになる?』が発売された。
舞台は、とまとちゃんやピーマンくん、とうもろこしちゃんなど野菜の子どもたちが通う学校。今回の主人公は読書が好きなキャベツくんで、野菜の図鑑を見てキャベツに花が咲くことを知り、びっくりするというストーリーだ。
「キャベツくんって、もしかして野菜じゃなくて、本当はお花なの......?」
キャベツくんを心配する子どもたちと、野菜について優しく教えるなすび先生。友だちと仲良く助け合う姿がかわいらしく、野菜に親しみが持てる内容になっている。
著者のなかやみわさんは、1971年埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のキャラクターデザイナーを経て、絵本作家になった。「やさいのがっこう」(白泉社)シリーズのほか、「そらまめくん」シリーズ(小学館、福音館書店)、「ばすくん」シリーズ(小学館)、「くれよんのくろくん」シリーズ(童心社)、「こぐまのくうぴい」シリーズ(ミキハウス)など人気作品を多く手がけている。
BOOKウォッチでは、絵本関連で『絵本 むかし話ですよ 弐』(五味太郎 著)なども紹介している。
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