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親ががんになったら、子どもはどうするのが一番いい?

 主婦の友社は、『親ががんになったら読む本』を発売中だ。著者は山口建・静岡県立静岡がんセンター総長。

親ががんと診断されたら、親はもちろん家族も大きなショックを受ける。病状はどう進み、治療はどうなるのか、看病のために何をしたらいいのか、 親にどんな言葉をかけたらいいのか。戸惑う人も多いはず。

 過去数十年にわたって、1万人以上の患者から集めた声や悩みについて調査研究を行った静岡県立静岡がんセンターによると、がん患者の悩み全体の約半数を占めるのが心の苦悩」(不安などの心の問題)だった。「子どもや家族に迷惑をかけたくない」という声も目立った。本書は以下の7章に分けて、対応策をアドバイスしている。

 第1章 がんになった親の気持ちを知る
 第2章 親とのコミュニケーションを上手にとる
 第3章 がんの診療プロセス
 第4章 高齢者のがん治療とは
 第5章 医師・スタッフとのコミュニケーション
 第6章 がん治療にかかる医療費
 第7章 家族ができること~治療に伴う注意事項
 
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写真は『親ががんになったら読む本』(主婦の友社)

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