宝島社が主催する 第18回 『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作が決定した。応募総数502作品の中から、大賞は、歌田年(うただ・とし)氏『模型の家、 紙の城』が受賞し、優秀賞には朝永理人(ともなが・りと)氏『君が幽霊になった時間』、ドラマ化を前提としたU-NEXT・カンテレ賞には貴戸湊太(きど・そうた)氏の『ユリコは一人だけになった』が選ばれた。
大賞賞金は1200万円、優秀賞賞金は200万円、U-NEXT・カンテレ賞賞金は100万円。 同3作品は2020年1月から順次、書籍化される予定。
歌田氏は1963年生まれ。八王子市出身。出版社で25年の模型雑誌編集と生産管理部(印刷用紙の調達)を経て、現在はフリー編集者、プラモデル創作家。
大学の卒論は芥川龍之介の『藪の中』をミステリーとして読み解き結論を導くほど、昔からミステリーが好きでした。今回の作品は模型と紙に特化した内容です。自分の働いてきて培ってきた専門知識を生かした作品ならば既存のものがないので面白いものが書ける!と思い応募しました。今後はハイペースで創作を進めていきたいです」とコメントしている。
『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞。これまでに東山彰良氏や、累計1000万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊氏などの作家を輩出してきた。
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